戯言

先日、友人と会い話をした。久しぶりでとても新鮮だったなー。
そん時のことを思い出して書いてみよう
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例えば、永沼敦子さん(http://www.anore24.com/)の「bugs train」という作品。前にどこかでこの作品は監視社会の云々って誰かが書いてた気がする。「bugs*1 train」は、電車の中でのスナップ写真で、乗客ばかりか撮影者本人も写っている。”監視”ということで見てみると、「誰もがどっかで見られている」ということかも知れない。もし、そういう意図だとして、この作品の限界はひとつのカメラ(システム)しか使われていないことだと思う。今、この世界は複数のカメラ(システム)がバラバラに存在しているはずだし、それらを統括するマザーコンピューターがあるわけでもない。いろいろな種類の”監視”が存在しているはずだ。なんというか、もうひとつ(いや、幾つもの)外からの視点がないと、監視社会に対する被害妄想の発露でしかないと思う。
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小林のりおさん(http://www.artbow.com/)がデジグラフィーについて、しつこく絡むこと。言いたいことはよく分かるが、ただ煽っているだけだし下手したらデジグラフィー(飯沢耕太郎さんの造語*2)と共存関係にあるじゃないか、とか。
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ここまで書いたけど、なんかどうでもよくなっちゃった。もっと、面白いこと話したよね?元気玉とかのこととか。

*1:”bugs”には、”気が狂った”とか”虫””バグ””盗聴装置”とかの意味がある

*2:http://www.gaden.jp/info/2004a/041217/1217.htmで『「デジグラフィー」では、あえてアナログとデジタルの間に切断面を入れてみたんだけど、僕は自分自身でもそれは仮の切断面だと思っているわけ。多分もうすぐそれが壊れてくると思う...』と言っている